実例　夫から子供への虐待

◆下記に掲載いたしますのは、当事務所に寄せられた相談事例です。
※相談者当人から掲載許可をいただいておりますが、個人が特定されないよう、一部を要約 して掲載しています。


◆父が浮気していて、母はいつも泣いていた。

　父に浮気をやめるように言ったら、髪をつかまれ壁にたたきつけられた。

　それ以来男性恐怖症になり、職場で男の人と話をするだけで体が震えることがある。


◆中学生の時、塾に通っていた私と妹は父に車で送り迎えしてもらっていた。

　その車の中には、父と愛人が裸で抱き合っている写真が数十枚ベタベタ貼られて

　いた。

　結婚に夢が持てなくなった。　たぶん、結婚しないと思う。


◆テーブルに置き手紙をして、父は家を出て行った。

　調停では養育費を渡すということだったが、すぐに途絶えた。

　家庭裁判所の人が連絡してくれたけど、生活が窮乏して出せないとのこと。

　でも、父は母と離婚後すぐに以前から交際していた愛人と結婚し一緒に住んでいた。

　生活が苦しくて、私は進学をあきらめた。

　私は、父を許さない。


◆高校生だった時、帰り道に父が待っていて、「パチンコ行くから、お金貸して。」　

　と言われた。

おこづかいを渡した。渡さないと怖いから。

夏休みにアルバイトしても、給料が振り込まれる日を知っているかのようにせびりに

　来た。

　父親が子どもに小遣いをあげるならわかるけど、子どもに小遣いせびる父親って最低

　だと思った。



※離婚は夫婦当事者間の問題です。

　しかし、家族なので当然ながら子どもたちへの影響も少なからずあります。

　　“これからどうなってしまうんだろう”

　 子どもたちの気持ちは揺れ動きます。

　親として、子どもに向き合い、今までのこと、そしてこれからのことをしっかり説明

　することが大切だと思います。


　親子間では、どうしても近すぎて話ができない、そんな時、当事務所は第三者的な立

　場、そして、離婚相談を受けた法務実務家として、お子様からのご相談に対応してお

　ります。

　お子様に対するカウンセリング料金は無料です。

　上記カウンセリングサービスは、福岡市及び近郊都市にお住まいの方で書類作成依頼

　のお客様を対象とさせていただいております。


　※お客様へお願い

　　ご相談を女性限定とする以前のことでした。相談者の男性（夫側）から、

　　「養育費は払いたくない。妻をうまく説得して離婚する方法はありませんか。」

　　「不倫相手との生活でお金がかかるので、養育費を払いたくない。 いい方法を教

　　　えてくださいよ。」

　　という主旨の相談が相次ぎました。



　　「離婚するかどうかは、夫婦間のことです。でも、ある日ある時から、両親の一方

　　がいなくなる・・・。それが、子どもたちの立場から見る、“親の離婚”です。」

　　「親の離婚は、大なり小なり子どもに影響を与えます。」


離婚するなら、お子様に対して養育費を払い、将来を見守っていく。

　　それくらいの気持ちと決意がなければ、親としての資格はない。

　　当事務所はそのように考えています。


　　したがいまして、

　　養育費は払いたくないという方のご相談お申し込みは、ご遠慮くださいますよう、

　　お願い申し上げます。